なぜ、そう至ったのか
大城裕一郎とは一体どんな人なのか?
まずはこちらをご覧いただき、
興味が湧いたらこちらへ戻ってきてくださいね。
少し長いですが、そちらを読んでからの方が本日の内容もよりイメージが湧きやすいと思います。
是非お読みいただけると幸いです。
帰省のタイミングでこんなことが
私は2022年6月まで埼玉県にいました。
約6年半という時間を過ごしてきた中で、
お客さん全員が鍼を希望され、自発的に鍼を受けに来られる方がいることをとても嬉しく思いながら、施術に専念することができました。
本来であれば2022年7月末まで業務委託契約が残っていましたが、私のわがままで6月末までにしていただき、7月に沖縄に帰ることを決意。
その決断をしたのは確か2021年の夏ごろだったと思います。
そして2022年7月7日、私は沖縄へ帰りました。
その約1週間後に、自宅1階が火事になります。
この建物は2階建ての各階ワンフロアの賃貸。
我が家はその2階でした。
火事が起きたのは23:10頃。
私はオンライン勉強会に参加しており、
母は火元と反対側の部屋で、
父は火元の真上にあるリビングで寝ていました。
勉強会が終わってリビングで寝ている父を起こし、
アイスを食べようとリビングに向かい、アイスの蓋を開けた瞬間に、
『ん?くさっ!火!?』と、
キッチン周りを見回すも何もなく、その声で母も起きてきました。
私はまさか!と思い、玄関を開けると下からバーっと火が上がっていて。
すぐに消防を呼んで我々は外へ避難。
僕の家族は無事で、
延焼することなく2階フロアは何事もなかったのですが・・・
非番の消防の方、通りがかりの方含む男7名で1階に住まれている方を部屋から救出しましたが、残念ながらその方はお亡くなりになりました。
先ほどの話に戻りますが、
本来であれば契約は2022年7月末までだったんです。
私が埼玉にいて母が1人で休んでいたら、
母が不在で父が1人で寝ている時だったら、
あの時私が勉強会に参加して起きてなかったら、
アイスを食べようとリビングへ行かずそのまま寝てしまっていたら。
両親の命もどうなっていたか本当に分からない状況でした。
『沖縄に帰る決断は間違っていなかった!』と思える出来事が、
帰省後1週間で起こってしまったわけです。
早く帰ってきて良かった・・・
1か月早めていただいたのは
私のわがままであったことに間違いありませんが、
沖縄へ戻ると決めた瞬間から何かが変化していくあの感覚。
あの時に感じた直感を信じて良かったと思います。
沖縄のお盆は旧暦で行うので毎年お盆の日が変わりますよね。
以前から8月に入ってからのお引越しや夏休みシーズンとも被らない方がいいと考えていたんです。
あまり向かない方角、
引っ越しを避けた方がいい期間、
吉日
など、日取りは意識して過ごしてきたので。
私は沖縄の伝統文化、
お仏壇や神事、旧暦によって受け継がれてきたこの住んでいる地域が大切にしている文化を学ぶことが大好きです。
まだまだ知らないことの方が圧倒的に多く、日々勉強中です。
今まではなんとなく大事にしていた感覚で
親について行って儀式をこなすだけといった感じでしたが、
10年以上前に祖父が亡くなったことをきっかけに、
神事をすごく大事にするようになったと思います。
ちょっとだけ例えを
施術の際、必要だと思ったお客さんに話すのですが、
陰陽の例え話で、
見える=陽
見えない=陰
世の中には目に見える情報で溢れているのに、
見えない亡くなった方(ご先祖)に対しての行事を大切にしているのはなぜだろうかと。
陰陽の考え方はシンプルで、
陰が先、陽が後、これが自然法則です。
見える世界(陽)よりも見えない世界(陰)の方が先なんです。
パワースポット(陽)に行く前に、
ご自身のご先祖様(陰)を大事にできているでしょうか。
ご先祖様(陰)がいなければ、
私たち(陽)は今この世に生を授かっていないのです。
どんどん深掘りしていくと、
おそらく最終的には【感謝】というありがたい気持ちが自然と芽生えてくるかと思います。
言葉に込められている
私がカラダという言葉を表現する時に使用するのは
【身体】という漢字です。
身体には、心と体を含む意味が込められてます。
時間に追われすぎて流れ作業的になるのが凄くイヤなんです。
そんな状態で触れた時、
感度が高い方(特に女性)はすぐに違いを感じ取ってしまうはずです。
その疲弊した身体であなたのお身体に触れた時、感覚が微妙にずれるのもとても失礼にあたると考えているからです。
こちら側も身体が疲弊してしまい誰も喜べない状況に<m(__)m>
充満したエネルギーで、あなたに本気で接したいんです。
陰陽の話を基にすると、
目の前の方を大切にできていないのであれば(陰)
それはいくら稼ごうが心が満たされないと思うのです。(陽)
そんな中途半端な気持ちでお身体に触れるなんて
生半可なことはできません。それくらいお身体は繊細ですから。
完全予約制で時間にゆとりを
だからこそ
時間にゆとりをもち、丁寧な施術を心がけ、
来店してくださる方に喜んでもらいたいと考えています。
完全予約制、
慌てない時間設定、
お電話もないので施術中に手を離すことがない、
といったサロンなので、
1日5人がMAXになったっていいんです。
誰が何と言おうと、
僕はこの世に生まれてきた意味を自分なりに咀嚼し、与えられた使命を全うしたいと思い、鍼を使用した「施術」という仕事を選び、ここまでやってきました。
正直、使命は後付けでもいいと思います。
色々なことが繋がって、こうかもしれない!というような感覚に気付いたときに、より明確になっていくことだって結構ありますからね。
ただ、感度も低く、キャッチできずにいたら・・・
何事もなく平凡な毎日を過ごしてるいるでしょうから。
それは日々の生活だけではなく、
【あなたのお身体から出ている情報をキャッチする】、といった点に繋がるので、実は非常に大切な感性だと思っています。
鍼灸師・大城としてだけではなく、
たったひとりのヒトとして、あなたに貢献できることがあります。
1日の人数を減らしてでも、
必要としてくださる方にしっかり届けたいです。